というようなツイートを定期的に見かけるので。
この記事はSkebのTwitter連携とアクセス履歴についての読み物です。
目次
はじめに
結論から言うと、1日~数日ごとの1~2回のアクセス履歴は「Twitterからプロフィールを同期」の処理なので過度の心配は不要です。Skebに登録=Twitter連携している以上、必ず発生するアクセスです。
1日の回数が異常に多かったり、アメリカ(United States)以外からSkebの名前でアクセスがあったら怪しいです。(後者については変わる可能性もありますが)
Twitterのヘルプなどを参考に予防・対策を。
参考:Twitterアカウントを安全な状態に保つためのヒント | Twitter ヘルプ
特に下記2点は強く推奨します。
- Twitterアカウントとメルアドの2つのパスワードは使い回さない、異なるものを設定する
- 2段階認証を使う
Twitterのアクセス履歴
まずはアクセスされた記録の確認方法から。
Twitterのブラウザ版の場合、下記の手順かURLで確認できます。パスワード確認あり。
アプリ版はわかりません。公式クライアント使っていないので。
- 画面から:設定とプライバシー>セキュリティとアカウントアクセス>アプリとセッション>アカウントアクセス履歴
- URL:https://twitter.com/settings/your_twitter_data/login_history
こんな感じでアクセス履歴が表示されます。
IPアドレスの後ろの国・地域に注目。
Skeb
2021/12/05 18:26:02
xxx.xxx.xxx.xxx (United States)
というのが今回の主題となります。
SkebのTwitter連携
Skebのユーザーページに出るプロフィール等の情報はTwitter連携で取得しています。
こんにちは! TwitterのアクセスログはTwitter連携しているアプリがユーザーさんのプロフィールにアクセスした時刻を記録しています。Skebでは毎日ユーザーさんのプロフィールやアバター画像を同期しているのでそれですね!
— なるがみ (@nalgami) September 4, 2019
アクセス履歴はこの同期処理のものですね。
サーバはどこに?
Skebのサーバはアメリカにあるとのこと。
SkebはHerokuのHobby Dyno3台で稼働させてて昨日から試しにStandard 1Xにしてみたけどレスポンスはほとんど早くなってない。どちらかというとサーバはアメリカにあるからいかにあらゆる情報をFastlyにキャッシュさせてサーバに問い合わせがいかないようにするかがポイントっぽい。
— なるがみ (@nalgami) August 19, 2019
ただ、これはサイトを表示するwebサーバの話みたいですね。Twitter連携の処理は別のサーバ(例えば「バッチサーバ」)かもしれません。
他のツイートを漁ってもそれらしい言及は見つかりませんでしたが、ストレージサーバは日本にあるそうです。
ストレージサーバの所在地をアメリカから日本に変更し、原稿データのアップロードとダウンロードが高速化されました!
— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) April 30, 2019
同期間隔
同期間隔は24時間だったり48時間だったり。
【よくいただくご質問】プロフィール画像の同期タイミングについて
TwitterのAPIの制限上、1時間に最大1回、ログイン時に非同期に取得されます。今後サービス側でプロフィールは独自に設定できるようになる予定です。— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) December 14, 2018
ユーザー数増加に伴い、深夜にTwitter APIの制限に達して断続的にログインできなくなってしまう場合があったため、Twitterのプロフィールやフォロー関係を同期する間隔を最大24時間から48時間に延長させていただきます。
— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) September 8, 2019
このツイートのあとに処理改善したとかで、また24時間に戻っています。
2021/12/08現在、最大72時間(3日)の間隔?
Twitter APIの制限により、Skebがプロフィールの変更を検知するまでに最大72時間を要します。
出典:クリエイターガイドライン | Skeb 引用日付:2021/12/08
しかし私のアクセス履歴には3日以上の間隔の履歴がありました。
手動同期も可能
同期は自動で行われていますが、手動で行う方法もあります。
以前は再ログインで同期する方法がアナウンスされていました。これは今も有効です。
◯ キャンペーンのよくあるご質問
1. キャンペーンその1のURLはhttpsから始まる必要があります。httpや短縮URL、固定ツイートでは適用されません。
2. Twitter APIの制限上、キャンペーンその1の適用に最大で24時間掛かる場合があります。Skebに再ログインされると直ちにチェックされます。— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) August 8, 2019
その後、同期ボタンが追加されました。
定期的に同期しているTwitterのプロフィールを手動で同期するボタンを追加しました。
— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) September 14, 2019
「更新は非同期」はちょっとややこしいですね。ボタンを押したら予約されるイメージです。他のページ見てたりする間に始まって終わります。
また、1回の同期処理で1~2回のアクセス履歴が残ります。IPが違うのが気になりますが……プロフとフォローリストで2回アクセスしてるとかでしょうか。
まとめとセキュリティ
というわけで、1日~数日おきに1~2回のアクセスは自動同期のものです。過度の心配は必要はないでしょう。
ただ、Skebと関係なくTwitterのセキュリティに気を遣うのはとても大事だと思います。
Skeb公式からも定期的に注意喚起が出ています。
Skebアカウントはご本人以外の他人のTwitterアカウントからログインすることはできません。
連携したTwitterアカウントからのみログインすることができます。
パスワードの使い回しは危険です!
SkebではTwitterアカウントには強力なパスワードを使用し2段階認証を有効化することを推奨しています。— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) June 20, 2021
2021/10~11くらいでしょうか、絵師さんのアカウント乗っ取りが頻発しました。流石に怖くなってきたので、私も長いこと放置していた2段階認証を導入しました。
以前は電話とかショートメッセージなど面倒なイメージでしたが、今はGoogle製のアプリでもできます。私もPCでTwitter開きながらスマホのアプリで2段階認証を設定しました。
2段階認証の設定を強く推奨します。
おわり
SkebのTwitter連携とアクセス履歴の記事はここまでとなります。
おまけ
SkebのTwitter連携はAWS!?
アクセス履歴のIPアドレスのwhoisを見たらどれも「AmazonAWS」でした!Amazonのクラウドサービス的なアレですね!
SkebのTwitter連携はAWSなのか、気になったので調べてみました!
AWS障害、SkebのサーバはUS-Westだし影響ないかと思ってたけど決済サービスがもろに食らってたっぽい。JSONでレスポンス帰ってくるはずなのにHTMLが返ってきててウケる
— なるがみ (@nalgami) August 23, 2019
【中途採用のお知らせ】
Skebでは事業拡大に伴いエンジニアとデザイナーを1名ずつ募集いたします。
雇用形態: 正社員雇用(試用期間あり)・全社在宅勤務・裁量労働制・社会保険完備
年俸: 700〜1,200万円
開発環境: Rails、Nuxt.js、Heroku、AWS、Fastly— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) June 1, 2021
調べてみたけどよくわかりませんでした! しかしSkebがAWSを使っている可能性があるということがわかりました!
いかがでしたか!?
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whois情報というIPアドレスやドメインの登録者(企業なら担当者)の情報があります。
アクセス履歴のIPアドレスからは「AMAZONAWS.COM」という名前が出てきました。
記事を書いてる途中までは「SkebのTwitter連携はアメリカのAWSサーバからアクセス!」という結論になりそうな雰囲気でしたが、AWSを使っているという確証が得られませんでした。
結局、「アメリカにサーバあるんじゃないの?知らんけど」という書き方に落ち着きました。
採用されたんですかね?
環境についてのツイートにもAWSの名前はありません。
SkebはNuxt + Fastly + Heroku。Nuxtを拡張していて、ページコンポーネント内にパブリック系AsyncDataと認証が必要なプライベート系AsyncDataの2つを用意し、SSRでは前者だけ実行されて、後者は必ずクライアント側で実行されることで、マイページ含めた全ページをFastlyにキャッシュしている。
— なるがみ (@nalgami) April 12, 2020