・Google Driveのリンク権限が「このリンクを知っている全員」となっており、テキストファイル(TXT、PDF、Googleドキュメント)が含まれないことをご確認ください。
Skebのリクエスト確認画面でこんなメッセージが出たときは――確認しましょう。
簡単まとめ
リクエストの本文や資料URLにGoogleドライブのURLを貼ると、
- 確認メッセージが出る
- エラーではないので指示通りに確認を
- 確認OKなら送信

はじめに
リクエストの本文や資料URL欄にGoogleドライブのURLを貼ると、確認画面でメッセージが出ます。

リクエストの確認画面。(画像加工済み)
赤字部分は冒頭に貼り付けた文章。
また、上部にも太字でメッセージが出ています。
規約とポリシー違反で頻出するキーワードが検出されました。このまま送信することは可能ですが、表示されているメッセージを確認してください。
送信することは可能です。
SNSでは「規約とポリシー違反で~」に目が行って、送信できないと勘違いしている方を見かけます。
ですが、これはエラーや警告ではなく「確認してね」のメッセージです。
確認してOKなら送信しましょう。

確認を無視したらどうなる?
確認しろと言われたのにしなかったらどうなるのでしょうか?
公式やなるがみ氏のツイートを漁りましたが、わかりませんでした。
「規約とポリシーに違反」なので、リクエストはキャンセルされそうですが、それ以外のペナルティは不明です。
※クライアントのペナルティは「一定期間の手数料割引や無料キャンペーンの対象外」くらいだったと思います。
もちろん悪質ならBANですが。
ちなみにGoogleドライブのリンク権限はシステム側で事前チェックしているとのこと。
2020年の古いツイートですが、おそらく現在も継続しているかと。
資料URLがGoogle Driveなどのクラウドストレージであった場合、クリエイターの方が閲覧可能な権限になっているかシステム側で事前チェックするようになりました。せっかくリクエストを受け取ったのに資料が確認できないトラブルが軽減されます。
— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) December 30, 2020
「じゃあクライアントで確認しなくていいじゃん」と思うかもしれませんが、確認画面の時点でチェックされせん。
処理コストとか色々あるのでしょうね。
もちろんクライアント自身がチェックすべきこと、でもあります。

Googleドライブの設定と確認
備忘も兼ねて。
リンク権限について
クリエイターさんがリンク先のGoogleドライブにアクセスできるように設定します。
※フォルダへのリンクを想定していますが、ファイルでも同じです。
アクセス権限を設定する
🖱️Googleドライブで資料を入れたフォルダを開く
🖱️フォルダ名をクリック > 共有 > 共有

フォルダの共有設定を開く。
🖱️一般的なアクセスを「リンクを知っている全員」に

リンクを知っている全員を選択。
🖱️設定したら「リンクをコピー」
「https://drive.google.com/drive/folders/◯◯?usp=sharing」のようなURLがコピーされるので、リクエストに貼り付けましょう。
アクセスできるか確認する
そのまま開いても「自分のGoogleアカウントでアクセス」になるので、確認になりません。
別アカウントに切り替え、またはログアウトした状態でアクセスする必要があります。
プライベートブラウジングを使うのが簡単でおすすめです。
これはブラウザに閲覧などの履歴を残さないモードのことです。
ブラウザによって「シークレットウィンドウ」(Chrome)、「InPrivateウィンドウ」(Edge)などの名前があります。
参考にChromeでの手順を。
🖱️右上のメニュー(...) > 新しいシークレットウィンドウ

新しいシークレットウィンドウを開く。
🖱️開いたウィンドウでGoogleドライブのURLを貼り付け

開いたらURLを貼り付ける。
アクセスできれば確認OKです。

ちなみにアクセス権が無い場合はこんなページが出ました。

アクセス権が無いとき
アクセス権を要求できるようですが、Skeb絡みで要求する/されることはないでしょう。
資料を消す
補足の補足、資料の削除について。
「作品ページに書かれたURLから第三者に見られたくない」場合、Googleドライブのフォルダを消せば作品ページのURLそのものを無効にできます。
※資料URL欄に入力した場合、リクエスト文の最後に表示される、はず。最近は本文にしか書いていないので不明です。
では、どのタイミングで消すか。
クリエイターさんには見せなければいけないので納品後に消すのが確実ですが、それだと第三者に見られる可能性があります。
ガイドラインを見るとクリエイターは承認時点で資料をダウンロードするよう書かれています。
- リクエストが届いたら、描き始める前に必ず「承認」してください。承認するまで報酬は確保<されません。
- 資料は承認の時点でダウンロードし、資料が確認できないリクエストは承認しないでください。誤って承認した場合は期限超過をお待ちください。DM等で資料を要求する行為は規約違反となります。
出典:クリエイターガイドライン | Skeb 引用日付:2025/10/30
なので、承認されたら消していい…はずですが、正直クリエーターさんが守っているかは疑問です。
承認から数日待って消すのも危なそうです。
本当に見られたくないなら非表示依頼にするしかないかと。
もしくは直接依頼。
資料はあくまで参考画像のみ、リクエスト本文が公開されるのは他のクライアントが参考にするためなので、本文や資料を第三者に見られたくない案件はメールと銀行振込で直接依頼してください。
— なるがみ (@nalgami) May 17, 2020

ファイル種類について
これは単純に確認だけです。
TXT、PDF、Googleドキュメントが禁止されています。
これは規約やガイドラインの「リクエスト内容は本文にすべて書く」によるものです。
文字数制限を回避するために、リクエスト内容の補足などを書いたテキストファイルを置く違反行為を想定しています。
置くのはJPGやPNGといった画像ファイルだけにしましょう。
⚠️注意⚠️
Skebに関係なく報告多数です。
置くのは健全な画像ファイルだけにしましょう。

まとめ
- メッセージの通り確認を
- アクセス権の確認はプライベートブラウジングが簡単
- 置けるファイルは健全な画像だけ
こんな感じでしょうか。
おしまい
今回の記事はここまでとなります。

おまけ:
Skebに資料ストレージ機能という案もあったようです。
資料URLが見れない問題結構多いので、検閲スタッフも増えたし資料ストレージ機能を実装しても良いかな
— なるがみ (@nalgami) October 7, 2021
が、2025年10月現在も実現はしていません。
自国にモザイク規制のない海外ユーザーも大勢いるはずなので、無修正うpなどのトラブルを考えると難しいのでしょうね。
大手のクラウドストレージがエロNGなのは悩みどころ…。


