この記事では2022年6月のSkeb更新情報をまとめます。
目次
6月の変更
リクエスト確認画面と人力チェック
5月に予告されていた、リクエストやブーストの確認画面の追加が実装されました。
改正特定商取引法の施行に伴う画面変更のお知らせ - skeb_jp - Medium
また、検閲スタッフの増員により、NSFW判定などの最終判断が人力チェックとなっています。
Skebでは6月1日よりチェックスタッフを2倍に増員し、AIによる機械的なチェックを廃止、最終判断を目視による人力確認に切り替えました。
NSFWではないにも関わらず、キーワードの誤検出により非NSFWのリクエストが送信できなかったような問題が解消されました。
これまでご迷惑をお掛けしました!— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) June 9, 2022
関連記事:【Skebコラム】リクエスト確認画面と人力チェック
イラストの納品ファイルサイズの下限制限を廃止
10KBとかの小さいファイルサイズのイラストが納品できるようになりました。
イラストの納品ファイルサイズの下限制限を本日より廃止しました。
これによりドット絵も納品いただけるようになりました!— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) June 15, 2022

なぜ制限があったかといえば「マネーロンダリング対策のシステムでチェックできなかった」から。そしてこれも人力で解決しています。
なぜマネロン対策に小さいファイルが影響が出るのか→小さすぎると画像検索システムが利用できず、ネットに転載されている画像を流用していないかの確認ができなかったため。
— なるがみ (@nalgami) June 15, 2022
運営からのお知らせなど
更新以外のツイート。
Skeb Coinの発表
新しい暗号資産をつくるというアナウンスがされました。
Skebは表現の自由のための新たな決済手段としてブロックチェーンを活用した「Skeb Coin」の発行と9月に国内暗号資産交換所への上場を目指します。https://t.co/04fqtxwc5R
また皆さんに安心してSkebをご利用いただくために、Skebは今後もNFTに関する事業に関与する予定がないこともお知らせします。
— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) June 10, 2022
良くも悪くも話題になり、一部には誤解による怒りや悲しみもあったためか、補足記事も出されました。
Skeb Coinに関する補足説明https://t.co/cHJhNkT6ml
Skeb利用されているクリエイターとクライアントのみなさんがご心配されている点や、なぜ既存の暗号資産ではなくSkeb Coinを新規に発行するのか点につきまして、補足の説明をさせていただきます。
— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) June 12, 2022
関連記事:【Skebコラム】Skeb Coinのお知らせが来ました。
クリエイターへのSNS投稿のお願いは禁止
リクエスト時に、クリエイターさんへTwitter等への投稿を禁止、あるいは投稿をお願いするなどは禁止事項である、とアナウンスされました。
Skebではクライアントの方が、クリエイターの方に対して、TwitterやPixivでの投稿を禁止したり、投稿をお願いしたり、投稿時にハッシュタグ等の任意の文字列を付与してつぶやくようにお願いすることはできません。作品の公開範囲はクリエイターの方だけが決めることができます。ご注意ください。
— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) June 9, 2022
英語版も。
Skeb does not allow clients the following actions.
- Prohibiting creators from posting their work on Twitter, Pixiv, etc. (It does not matter if their work is private or not on Skeb.)
- Requesting creators to post their work. (This includes specifying hashtags and posting dates.)— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) June 9, 2022
「公開ダメ」 も「公開いいよ」のどちらもNGです。
「ハッシュタグ付けて投稿して」もわざわざ言及しているので、そういうケースが多いのでしょうか。

おそらくSkeb外でのアクションをお願いするのはダメということなんでしょうね。
納品物はクライアント自身がSNSに投稿するのを規約で認められているので、自分で投稿すればOKではあります。
Skeb外の出来事
インボイス制度について
なるがみ氏のツイートから、2023年10月からのインボイス制度について。
Skebではユーザーのマイナスになる要素への対策を実施するみたいです。
Skebとインボイス制度について!
2023年10月からインボイス制度が始まりますが、その特例制度を活用し、Skebを使う限りでは、クライアントさんに本名がバレしたり、クリエイターさんの手取りが減らないようにします!
今日税理士さんと打ち合わせを行い実現可能なことが分かりました。
— なるがみ (@nalgami) June 24, 2022

なるがみ氏はこの話題について、Twitterのスペースも何度か開催していました。
クリエイター業界でのインボイス制度の問題を整理してみる #nalgamihttps://t.co/BPTyGgrvWj
— なるがみ (@nalgami) June 23, 2022
なかなか興味深い話だったのですが…アーカイブが残らないので数日すると内容をほとんど忘れてしまっています。

Recometがベータ版リリース
NFT作品の制作をリクエストできるサービス、Recometがベータ版リリース。
Twitterでは「NFT版Skeb」と呼ばれていました。
Recometをリリースしました!
一言で説明すると、クリエイターさんにNFT作品の制作をリクエストできるサービスです。
本サービスでは、今クリエイターさんの周りで発生しているトラブルを未然に防止し、安全な取引を実現します。https://t.co/4JzfgrMoUB https://t.co/EfQpE6mdRJ
— Cook (@K921D) June 16, 2022
関連記事:【Skebコラム】『Recomet』をSkebと比較。NFT作品のリクエストボックス。
おしまい
個人的に「確認画面の追加」がすごくインパクトのある月でした。
でもTwitterでのユーザーの反応はそれほどでもなく、「人力チェック」のほうが話題になっていましたね。
2022年6月のSkeb更新情報はここまでとなります。
