Skebのリクエスト文、どう書いてますか?
目次
はじめに
私のリクエスト文を分析します
私のSkebリクエストは二次創作のNSFWイラストが100%。
この記事を書いている時点で2年8ヶ月の間に33件が納品完了となっています。
それなりの数をリクエストしていますが、リクエスト文のテンプレは作っていませんでした。
いつもメモ帳に残した前回のを改変しています。
たまに指定漏れを起こします。
そこで今回は「自分のリクエスト文を自己分析してみよう」という趣旨の記事になります。
ついでに他のクライアントさんたちの参考になれば幸いです。
説明画像について
今回、試験的にカスタムオーダーメイド3D2(COM3D2)の画像を説明に使っています。
今後もブログに使えないか検討中。
リクエスト文分析
それではさっそく。
私のリクエスト文、初期はこんな感じでした。
[作品名]の[キャラ名]をお願いします。
・騎乗位レイプ
・衣装は作中の制服、着脱や装飾などの省略はおまかせ
・男はモブ
・背景は夜の浜辺
★資料
[URL]
以上、よろしくお願いします。
最近のはこんな感じ。
[作品名]の[キャラ名]をお願いします。
・騎乗位レイプ
・衣装は作中の制服、ヘアバンドとニーソは着用、他の着脱はおまかせ
・男はモブ、または男の一人称視点
・背景はおまかせ
★資料
[URL]
以上、よろしくお願いします。
空行を入れて数ブロックに分かれています。
順番に分析してみましょう。
挨拶よりも用件を
私はいつも冒頭の挨拶文は書いていません。用件から入ります。
これは公式の「承認されやすいリクエスト」を参考にしてたはず。
承認されやすいリクエストは、簡潔に的確に内容を指定していることが多いように思います。
・リクエストに関係のない挨拶やメッセージを省く
・クライアントの仕上がりのイメージを書く(カラーなのか、モノクロでも良いのか、縦長なのかなど)
文字数の少なさと承認率の高さは関係がありそうです。— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) January 8, 2019
Skebはイラストにしてもボイスにしても、恥ずかしさを捨てて、クリエイターさんにやって欲しいことを端的に短くダイレクトに伝えることが大事です。挨拶よりも用件。
— なるがみ (@nalgami) May 29, 2020
個人依頼ならともかくとして、Skebなら「挨拶しないと失礼」なんてことはありません。
もちろん挨拶NGってわけでもないですが、書くなら簡潔にしておくのが良いかと。
まず作品名&キャラ名
書き出しは「作品名+キャラ名」です。
ここだけ箇条書きではなく文章ですね。挨拶書くならここも箇条書きでいいかも。
有名作品だとキャラ名だけで特定できる場合もありますが、それでも作品名も書くことをおすすめしたいです。
すれ違い防止はもちろん、他のユーザーが作品名で検索するときに助かります。私とか。
界隈によっては検索避けとかあるそうですが、Skebだと非表示リクですかね?
ちなみに二次創作公認プログラムの登録作品は作品名・人物/キャラ名を正確に書く必要があります。
要望は箇条書きで漏れなく
シチュエーションや背景などの要望は箇条書きしています。
箇条書きだとテンプレート化しやすく、書き忘れも防止になります。
おまかせは魔法の言葉
箇条書きについては後でまた詳しく書きますが先に一点。
迷ったらクリエイターさんに「おまかせ」。
シチュ、体位、衣装、竿役、構図、背景…全部埋めるのは結構しんどいです。
そういうときはクリエイターさんに任せるといい感じにやってくれます。
私は衣装の着脱と背景はおまかせにすることが多いです。
もちろんイマイチな納品もありますが、それは反省点として次のリクエストに活かしましょう。
こだわるポイント・まかせるポイントの判断には慣れが必要だと思います。
資料URLは公式サイトやスクショなど
私はゲーム作品の二次創作を依頼することが多いです。だいたいPCやPS4の。
資料URLは公式サイトや攻略wiki、またはスクショを保存したクラウドストレージ(Googleドライブ)にしています。
Skeb運営的には資料必須にさせたくなさそう感があるのですが、マイナー作品だとそういうわけにもいかず。
これも詳細は後ほど。
箇条書きについて
では箇条書きについて詳しく。
先に書いたリクエスト文をテンプレ化するとこんな感じ。さらに項目を足します。
・シチュエーション/プレイ/体位
・衣装
・キャラの特徴
・竿役/構図
・背景
・二次利用の用途
順番に見ていきましょう。
シチュエーション/プレイ/体位
「騎乗位レイプ」とか「和姦でパイズリ」みたいに、ざっくりしたシチュ+体位で指定することが多いです。
悩むのは体位の指定。私は油断すると騎乗位ばかりになります。
「敗北レイプ」や「和姦で体位おまかせ」みたいに片方は決めて片方はおまかせにするのも良いかと。
衣装
まず衣装そのものを指定しています。
制服とかスク水とか。ゲーム、特にソシャゲならスキンの名前なんかも。
原作で衣装固定なら何も書きません。
次に着脱や省略の指定。
ここは脱がすものより残すものを指定することが多いです。
「全裸可」は微妙だった
一時期、(衣装は描くの大変そう)と思い「全裸可」と書いていたことがありました。
ソシャゲの立ち絵は装飾モリモリだったりするので。
100%全裸になります。
毎回全裸だとちょっとなーと思うようになり、最近は「帽子と手袋・ニーソは着用、それ以外は着脱おまかせ」みたいな書き方をしています。
ZUN帽というワードが生まれるだけのことはある。
むしろ着脱は指定しないほうが絵師さんがいい感じにやってくれる可能性もあります。
「余計な指定はしない」は結構大事かも。
キャラの特徴
キャラの特徴的なデザインはリクエスト文に書くことをおすすめします。
例えば瞳のデザイン。
写輪眼みたいな目立つものならいいですが、「青と緑のオッドアイ」のように知らなければ気づけない特徴もあります。
リクエスト文で念押ししたほうが良いです。
竿役/構図
構図はあまり指定しません。実体験として指定すると返ってマイナスに働くことが多かったです。
素人指定よりも絵師さんに任せたほうが良いモノが出てくると一番感じる箇所です。
私が指定するのは「男の一人称視点」くらいですね。
竿役不要(竿だけ描写)と構図が一度に指定できる便利なワードです。
これって構図の指定ですよね?
一人称視点じゃないときだけ竿役を指定しています。
だいたい「男はモブ」か「触手」くらいの簡素なものですが。
そこは臨機応変に。
背景
これも最近は「おまかせ」にすることが多いです。
最初は「洞窟」や「浜辺」みたいな原作の地形や建物・ダンジョン、あとは「ベッド」なんかを指定していました。
だんだん「昼の屋外」とか「夜の寝室」みたいな大雑把なものに。
そして「おまかせ」に至ります。
描いたり背景素材を準備したりが大変そうなんですよね。
ゲームの場合、公式サイトやスクショから作品の雰囲気を掴んでうまくやってくれると思っています。
ただ「指定なければ単色やグラデ背景」という絵師さんもいます。
私は単色背景は好みではないので、過去納品を見てそれっぽい絵師さんには指定するようにしてます。
二次利用の用途
これはリクエスト内容ではなく納品後の扱いについて。
ガイドラインを確認し、必要に応じて書きましょう。
クライアントは原則個人鑑賞の用途でのみ作品を利用できます。別の用途で利用する場合は本文に記載する必要があります。
例外として、クライアントと紐づいたSNSのアカウントに限り、クリエイターの許可なく、データを添付してツイートしたり、プロフィール画像として使用することが可能です。
個人鑑賞の範疇を超える利用については、事前にリクエストの本文内で用途を説明してください。出典:クライアントガイドライン | Skeb 引用日付:2022/11/27
要は「個人鑑賞とツイート以外で使ったり飾ったりする場合」はリクエスト時点で説明が必要です。(印刷してお届けは個人鑑賞)
よくあるのはVTuberさんが動画内やサムネで使用。
あとはVRChatで飾るとか。
小まとめ:承認してもらいやすい文章を
箇条書きについてはここまで。
各項目を見てきましたが、別に箇条書きでなくてもいいです。
「相手に伝わりやすく、自分が書き漏らさない」を意識した結果として箇条書きになりました。
資料URLについて
必須ではないですが、たいていは必要な資料について。
公式サイト/攻略wikiのキャラ紹介ページ
PCゲーム・家庭用ゲームの場合、公式サイトのキャラ紹介ページがあればそのURL貼ってます。
ゲーム内で立ち絵含むスクショ撮影が捗れば省略することも。
ソシャゲの場合は攻略wikiのキャラ紹介ページに頼ります。
公式は一部キャラしか紹介してなかったり、そもそもキャラ紹介が無かったりするので。
一般的には正面立ち絵+表情数パターンが多いですかね?
三面図どころか背面デザインもレアかと。
二次創作ガイドラインがある作品はそれも忘れずに。
スクリーンショットはクラウドストレージへ
ゲーム内でスクショ撮ったらクラウドストレージに保存してURLを貼ります。
私の使ってるのはGoogleドライブです。
今のところ不便はありませんが、ここを含めクラウドストレージはエロ画像禁止なところが多いようです。
エロOKのクラウドストレージでも、Skebで弾かれることもあるそうで悩ましいです。
TwitterにセンシティブONにして貼るのが意外と有効かもしれません。
資料うp用アカウントを別に作るとか?
スクショの枚数は控えめに
Skebリクエストするくらい好きな作品なので、スクショの枚数が増えがち。
クリエイターさんが見るのが大変になるので、枚数はある程度絞ったほうが良いかと。
例としてアクションRPGの場合。
立ち絵イラスト:1枚
3Dモデルの全体三面図+アップ画像:4~5枚
イベントシーン:4~5枚
だいたい10枚くらいにしてます。
資料は特に規約に注意を
今回は割愛しますが、Skebは資料絡みの規約違反が多いです。
リクエスト内容を指示する資料はNGです。作品やキャラの設定資料を貼りましょう。
資料関連はいくつか記事があるのでそちらもどうぞ。
関連タグ:リクエスト資料
おしまい
自分のリクエスト文の書き方を分析しつつ紹介してみました。
参考になったでしょうか?
そんな感じでリクエスト文の書き方を考える:自己分析編の記事はここまでとなります。
騎乗位リクエストが多すぎたので、次は体位やシチュを考えたい。
沼底市場
COM3D2は発売から数年経ちますが、今でもたまに起動して遊んでます。