こんな疑問に関する記事です。
「リクエストは一文字から」の手軽さがSkebの特徴です。
しかし、クリエイターさん自身の創作や好きな作品ならともかく、知名度の低いマイナー作品やクライアントのオリジナルキャラ(うちの子)など、資料を送りたい場面が出てきます。
そのため、Skebでは資料として本文内に参考画像のURLを記載することが許されています。
この記事ではリクエストの資料についての情報をまとめます。
目次
はじめに
大事なことなので。
クライアントさんへ:超大事
クリエイターさんに資料を外部送信したり連絡するのはNG。
Skebの大きな特徴である「リクエストに関する一切の連絡禁止」に該当します。
⚠️ご注意⚠️
Skebでは「見積もり」「打ち合わせ」「リテイク」「リクエストに関する一切の連絡」が禁止されています。
メールやTwitterのDM等で事前に打ち合わせや見積もりを実施することは規約違反となり、双方が永続的にサービスをご利用いただけなくなる場合があります。— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) June 1, 2021
相手クリエイターも含めて処分対象になります。絶対にお止めください。
もちろん、クリエイターさんからの連絡も禁止されています。
資料不足の場合別途連絡を取って承認した場合は外部連絡行為で規約違反になりますので、個人依頼で行ってください
— nalgami.eth (@nalgami) April 22, 2021
要点まとめ
資料はURLを本文に記載
クライアントガイドラインから。
描いて欲しい内容はリクエストの本文だけで完結してください。
「資料は後で送ります」「詳しくは後でお話しします」「リンク先にまとめています」等はすべてNGです。
リクエストを送信する段階でクライアントが整理できていない内容を、クリエイターが把握することは難しいです。
参考画像は本文内にURLを記載してください。リクエストの本文や内容に関する指示をURLで外出しすることはできません。
有効期限やダウンロード回数制限、ダウンロード通知機能を有するアップローダーを使用することはできません。
外部資料の確認が必須となる複雑な内容は不向きです。SKIMAさんやココナラさんの利用をご検討ください。
>描いて欲しい内容はリクエストの本文
>参考画像は本文内にURLを記載
「笑顔で」は指示なので本文内で。
サポートページ:資料の送り方が分からない | Skeb サポート
本文とは別に資料URLの入力欄がある。改行不可、1URLを想定か。
資料の置き場所
自分で用意した画像などの置き場所の例。
- アップローダ/クラウドストレージ(Imgur、Google Drive、One Driveなど)
- Twitter(ツイートやモーメント)などのSNS
- 自分のブログやサイト
期限付きアップローダーは不可、クラウドストレージの権限設定ミスは事前チェックされる。
資料が見れないなどでも連絡するのはNGなので気をつけてね。(期限付きアップローダーのURLは分かる範囲で記入不可になっています。)
— nalgami.eth (@nalgami) November 26, 2020
資料URLがGoogle Driveなどのクラウドストレージであった場合、クリエイターの方が閲覧可能な権限になっているかシステム側で事前チェックするようになりました。せっかくリクエストを受け取ったのに資料が確認できないトラブルが軽減されます。
— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) December 30, 2020
おわり
リクエストの資料についての要点まとめはここまでとなります。
以降は細かい情報や個人的なメモになります。ご参考までに。
資料URLの表示方法とあれこれ
表示は本文に特定キーワードを入力
資料URLは初期非表示の項目です。
本文に「http」、「資料」、「参考」などのキーワードを入力すると自動で表示されます。一度表示されれば、本文からキーワードを消しても表示されたままです。
なので「本文にURLを一度貼り、資料URLが表示されたら貼り直す」のが楽でしょうか。
入力欄は最大256文字、改行不可。1つのURLだけ入力する想定のようです。
スペース区切りとかで複数入力が可能かもしれませんが、リクエストには確認画面がありません。エラーになって送信できないかもしれませんし、おかしなURLになって送信されてしまうかもしれません。試さないほうが賢明かと。
2022/06/11追記:
リクエスト内容の確認画面ができました。
なんで本文と別項目なの?なんで初期非表示なの?
不便は不便なりに理由があって実装していないのでごめんね
— nalgami.eth (@nalgami) May 20, 2020
「資料URLは本文に記載する」との規約やツイートは紹介しましたが、『資料URLの入力欄』はどこにも言及がありませんでした。
何度かリクエストしていても存在を知らないクライアントさんもいるのではないでしょうか。
公式からのアナウンスが無いので「なぜこういう実装をしているのか」を想像しながら書いてみます。
本文の文字数制限から分離するための別項目か
クリエイター側で設定する本文の最大文字数は300~10,000です。
最小の300文字の場合、文章だけならそれなりの量ですがURLを含めると足りなくなる不安があります。
そのため「本文の文字数に影響しない・されない」ように別項目にしたのではないでしょうか。
もともとはURL禁止だった
もともとURLは全面禁止だったけど、うちの子頼むときに不便という話を聞いて解放した経緯がある
— nalgami.eth (@nalgami) May 17, 2020
個人差のある話ですが、入力欄があると埋めたくなる人は結構いるのではないでしょうか。システム上は任意でも、ユーザーの意識では必須同然になってしまうかもしれません。
※会話はイメージです。
「お手軽さのためURLを必須にしたくはない」と「本当に必要なとき入力できるように」を両立する落とし所として、キーワードを入れたら表示する方法を採ったのではないでしょうか。
以上、管理人の想像でした。
置き場所
スクショやうちの子設定画の置き場。
アップローダー/クラウドストレージ
これが一番多いのではないでしょうか。
私が使ったことがあるものと、よく見かけるものを紹介。各サービスの使い方などは省略します。
Imgur
実際のところはともかく、日本では画像アップローダー扱いのサービス。
Skebでたくさん利用されているのを見かけますが、Twitter上でトラブル報告が多い印象です。
私も以前は使っていましたが、最近は使っていません。
Google Drive
Googleのクラウドストレージ。スマホ用に作ったGoogleアカウントで利用できるのと使いやすさで、私は現在これを使ってます。
One Drive
Microsoftのクラウドストレージ。私は使ったことありませんが、他の人のリクエストでたまに見かけます。
TwitterなどのSNS
Skeb創始者のなるがみ氏は、自身もクライアントとしてサービスを利用しています。氏のVRChatアバターのイラスト依頼にはTwitterのモーメント機能を使っていました。
参考:さえばし氏(@saebashi)への依頼の資料(Linaford)。
さえばし ɪɴᴅɪᴇɢᴀᴍᴇ...さんのコミッション「Skebを運営しているなるがみと申します。
さえばしさんの作品はどれも素敵ですね!VRChatというサービスで使っているオーダーメイドのアバター...」 https://t.co/vQYWVsmk4p #Skeb #Commission @skeb_jpより
— ぬますけ (@numasuke555) October 30, 2021
ちなみに「アリシア・ソリッド」ちゃんというキャラの依頼はURL無し。これは検索すればすぐにニコニコ立体のページが出てくるからでしょうね。
参考:まめおじたん氏(@_o_j_i_3_)への依頼
まめおじたん さんのコミッション「ニコニ立体のマスコットキャラクター「アリシア・ソリッド」ちゃんをお願いします!
コミック高とアオハの漫画素晴らしかったです!」 https://t.co/woYgvHURvE #Skeb #Commission @skeb_jpより— ぬますけ (@numasuke555) October 30, 2021
Twitterを使うのに慣れているならTwitterで十分そうです。一方、鍵アカにしていると使えない方法となります。
Twitter以外のSNSはよく知りません。インスタグラムとか、自分で絵が描ける人ならpixivなんかも使えるのでしょうか。
個人ブログや個人サイト
うちの子勢でたまに見かける気がします。
Skebユーザーは皆Twitterアカウントを持っている前提なので、わざわざSkeb依頼のためだけにブログ開設というのは少ないでしょうね。
その他
当然ですが、アップロード等した資料を消すとクリエイターさんが閲覧できません。
承認したときにダウンロードするとも限りませんし、納品/キャンセルまでは残しておくべきでしょう。
メモ
管理人がリクエスト時に記載するURL
基本的にゲームのキャラを依頼してます。参考になれば。
- スクショ:3Dキャラの前後左右の画像とか
- 公式のキャラ紹介:Vita版、PS4版で立ち絵が違って2つ記載するなんてことも
- 公式の二次創作ガイドライン:有る場合のみ
- 攻略wikiのキャラページ:ソシャゲでお世話になってます
Skeb自体にアップローダーがない理由は?
サービス上でアップローダーを用意しないのは、うちの子依頼以外の資料が前提となるリクエストを増やしたくないのと、資料として無修正のデータがアップされていないか確認するコストをかけられないから。
— nalgami.eth (@nalgami) May 17, 2020
画像の添付機能、Azureで画像から文字認識して自動翻訳できるっぽいから入れてみたいけど、わいせつ物陳列罪の責任って記録を保存していた側にも及ぶので、外国の人がよく分からず(分からなくて当たり前。日本のモザイク運用が変だと個人的には思う。)資料で無修正の画像アップロードするのが怖い。
— nalgami.eth (@nalgami) July 4, 2019
いずれ実装されるかも?
資料URLが見れない問題結構多いので、検閲スタッフも増えたし資料ストレージ機能を実装しても良いかな
— nalgami.eth (@nalgami) October 7, 2021