2022年10月のSkebを振り返ります。
目次
10月の変更

銀行振込・Pay-easy・コンビニ決済に対応、Skebポイント導入
予告されていた支払い方法の追加が実装されました。
私も実際に購入しています。
関連記事:【Skebコラム】Skebポイントを銀行振込で買ってみた
クレカと違い、支払い方法ごとに固定の決済手数料が掛かる点にはご注意。
銀行振込だと振込手数料がかかる場合もあります。
「AI生成イラストではない」確認
規約違反となるAI生成イラストの対策として、納品前に「AI生成したものではない」というチェックボックスが追加されました。
公式からのアナウンスはないので「必要な人に必要なタイミングで表示する」タイプの更新ですね。
クリエイターさんの報告を見ると10月7日から?
Skeb納品しようとしたらAI関連のチェック増えとる pic.twitter.com/aaIExluLez
— 1mm (@itimiri) October 7, 2022
はえ〜skeb納品時のチェックにAIが描いてないかって項目が増えてる pic.twitter.com/wAMzksLkOm
— ナモー (@namorton09) October 7, 2022
例のNovelAIの登場した10月3日から数日後のスピード対応となっていますね。

イラストや漫画以外の例として3Dモデルとスクリーンショットを挙げていたけど、AIも追記した。
アドバイスジャンル等でのAI使用はOKなので、詳しくはガイドラインを見てね。
この辺の内容は昔から変わってないです。— なるがみ (@nalgami) October 5, 2022
予告:3つの機能リリース予定
今後の予定がアナウンスされました。
まずは先月から予告のあった印刷してお届けのタペストリー追加。
タペストリーが第一弾で、次の弾もあるとのこと。
Skebでは近日下記の3つの機能のリリースを予定しています。
1. タペストリー (印刷してお届け)
印刷してお届けについて、原油価格高騰に伴い既存のアクリル製品が値上げとなったため、より安い商品を追加します。
追加第一弾としてタペストリーが開始となる他、他の商品の調整も進んでおります。— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) October 13, 2022
次にリマインドブースト。
送信後~納品前にブーストできるようになるそうです。
2. リマインドブースト
クライアントは、送信または承認済みのリクエストに対して、後からリクエスト金額のブースト(上乗せ)することで、リマインドのお知らせをクリエイターに送ることができます。メッセージの添付はできません。
リクエストがキャンセルまたは期限切れとなった場合返金されます。— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) October 13, 2022
名称のアンケート採ってましたけど「わくわくブースト」になりそう?
リマインドブーストについて「リマインド」という名称の圧が強いので、クライアントさんが「わくわくして待っているよ」という意味を込めて「わくわくブースト」にする案も社内で出ております。
みなさんどちらが良いと思いますか?— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) October 13, 2022
最後はAI対策。
AIが納品されるのを防ぐのではなくて、勝手に学習されるのを防ぐ対策とのこと。
3. AI対策
将来的にSkebの納品物が第三者によって学習されることを防ぐために、スクレイピング・bot対策の強化とソースコード・画像の難読化を進めています。— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) October 13, 2022
いずれも10月28日時点では未実装でしょうか?

関連記事:【Skebコラム】タペストリー、リマインドブースト(仮)、AI対策【予告アナウンス】
予告:ガイドライン動画
銀行振込・コンビニ決済でユーザーが増えたせいか、規約違反も増加傾向に。
それを受けてガイドライン動画を用意するとのこと。
最近料金表の掲載をはじめ規約違反が増加傾向にあるので、ガイドラインを分かりやすい動画にすることにした。
映画上映前の注意動画みたいなものを依頼した。
これはチェックスタッフ総動員で主な(頻度が多いか深刻な)違反行為をまとめてもらった台本みたいなもの。
年内に動画公開できたらいいな。 pic.twitter.com/H0VzwnObgA— なるがみ (@nalgami) October 7, 2022

関連記事:【Skebコラム】公式ガイドライン動画が準備中/主な違反行為27件を勝手に解説
10月のイベント

キャンペーン色々
実施中のキャンペーンが重複した月でした。
公式からもまとめがでています。
来月以降も続くのはZaifとSkeb Coinのキャンペーン。年末まで延長しています。
運営からのお知らせなど

なるがみ氏ツイート
多いです。サラッと見てください。
Skeb CoinのZaif上場はまだ掛かりそう。
Skeb Coin経由でのSkebポイントチャージはZaifさんで上場しないとできないので、Zaifさんで上場され次第の対応になります。時期はJVCEAや所轄の機関の審査次第なので今のところいつになるかは僕らは分かりません。詳しくはお知らせで!
— なるがみ (@nalgami) September 30, 2022
支払い方法の追加によるSkebポイント購入は上々。
半日で累計200万円分ぐらいポイント買われてる。よかった。
— なるがみ (@nalgami) October 1, 2022
今困っているのはAIではなくて、銀行振込とコンビニ払いを実装した直後から、規約で禁止されている料金表の掲載をしてしまうクリエイターが数十倍に急増していて、スタッフが対応に相当の時間を使っていることです。
— なるがみ (@nalgami) October 5, 2022
Skebで直近30日間の新規リクエスト数が15%ほど増加していました。
これはAIで話題になったり銀行振込・コンビニ払いに対応して新規登録が増えたことが原因と思われます。
銀行振込・コンビニ払いによるポイント購入件数は約2週間で1,200件以上、総額2,000万円となりました。 pic.twitter.com/Y1VX3GsiqD— なるがみ (@nalgami) October 19, 2022
ガイドライン動画のスレッドから。
「公開しても大丈夫です」はNG。
「公開しても大丈夫です」が却下される理由は、作品を公開するもしないも、SNSに投稿するもしないも、クライアントではなくクリエイターの公衆送信の権利であることが規約で保証されているのと、この文言がないと「公開しちゃいけないのかな…?」と謎のローカルルールが発生しないようにするためです。
— なるがみ (@nalgami) October 7, 2022

Skebの「非表示」は外部公開を禁止しません。
作品ページはクライアントにとって、どんな本文からどんな作品が生まれるのか分かる重要な資料なので、本文非公開で作品だけをサイト内で公開しても意味がないです。本文をあえて公開にするメリットが少ないので、本文非公開の作品ばかりになり、回り回ってクライアントのデメリットが大きくなります。
— なるがみ (@nalgami) October 7, 2022

で、却下時に詳細な箇所が示されないのにも理由がある。
Skebで運営によって却下された時にどの文章が抵触しているか示さないのは、その知見が共有されてその文言を回避するようになる可能性があるからです。深刻化するとチェックスタッフの増員によるコスト増を招き、結果的に手数料に転嫁せざるを得なくなります。
— なるがみ (@nalgami) October 8, 2022
話変わってSkebの週間検索ワードランキング。
Skebの検索キーワードランキング(週間) pic.twitter.com/whiXq8nIV6
— なるがみ (@nalgami) October 10, 2022

自作自演ダメ絶対。
クレジットカード加盟店規約にも違反する重大違反行為なので気をつけてください。
対策されないように手法の開示はできませんが、誤BAN防止のためにIPアドレスだけでなく細かく運営スタッフが手作業で情報を確認しています。 https://t.co/jIKve9PdMJ— なるがみ (@nalgami) October 22, 2022
締めはゲーミングチンポ華道部からAI生成イラストの真面目な話。
件のゲーミングチンポ華道部みたいに、AI発のミームやカルチャーが増えていくのは面白いね。プロンプトの入力に知見や技術が生まれてる。
みんなあの手この手で競うようにアップしていてRTAみたい。— なるがみ (@nalgami) October 23, 2022
Skeb公式ツイート
めぼしいのはSkebポイントの補足と登録者数くらいですかね。
クレジットカードとSkebポイントは併用いただけます。
— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) September 30, 2022
先ほど総登録者数が240万人を突破いたしました✨
— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) October 11, 2022
Skeb Coin公式ツイート
気になったのをひとつ。
Skeb Coin関連の用語まとめ。
Skeb Coinでよく使われる用語をまとめました。
わからない単語の意味を調べる際の参考にしてください!https://t.co/xyNcEYOJdi— Skeb Coin (スケブコイン) (@skeb_coin) October 25, 2022

はやくZaifでも買えるようになって欲しいです。
Skeb外の出来事

AIの話ばっかりなので短めに。
NovelAI登場
話題の尽きないイラスト生成AI。
先にもでてきましたが、10月3日リリースのNovelAIこと「NovelAI Diffusion」も大きな話題となりました。
PixivのAI生成作品の取り扱い
DLsiteやFANZAなど、ストアをはじめとした色々なサービスがAI生成イラストに対するスタンスを表明していました。

で、Pixivの対応の遅さが話題となりました。
アナウンスがでたのは20日になってからです。
AI生成作品の取り扱いに関するサービスの方針についてのお知らせを公開いたしました。詳細はこちらをご確認ください。https://t.co/HvYPp4q0Nd
— pixiv (@pixiv) October 20, 2022
排斥せずに共存を探っていくスタンスのようです。
遅かったけど内容は結構まともかなーというのが私の感想です。
Pixivの検索はひどいことになってるらしいですが、私はあまり使わないので。
おしまい

Skeb的には銀行振込・コンビニ決済対応が一大イベントだったかと。
ただ世間はAIの話題一色って感じの10月でしたね。
2022年10月の振り返りはここまでとなります。

ちなみに先月までは「Skeb更新情報」でしたが、今月から「Skeb振り返り」に変更しています。
最初は都度更新していましたが、最近は月末にまとめてだったので。

沼底市場
先月からDLsite内の「DLチャンネル」でまとめ記事を作り始めました。
今月発売されたSkebリクエストを収録した同人作品をまとめています。
今月は10作品でした。
サムネ作ったのに見えないっすね。
飽きずに1年くらい続いたら統計情報とか出したい。







